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談義
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だんぎ
ふりがな文庫
“
談義
(
だんぎ
)” の例文
「——世の中——と来たぜ。お前のお
談義
(
だんぎ
)
も、だんだん
劫
(
こう
)
を経て、近頃は少し怖くなったよ」
銭形平次捕物控:241 人違い殺人
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
この
一喝
(
いっかつ
)
で、兄弟は立別れ、やがて半
刻
(
とき
)
もお
談義
(
だんぎ
)
を喰う。母の文子が来て
詫
(
わ
)
びる。おまえの
躾
(
しつ
)
けが悪いからだと母までも叱言を聞く。幼い
英
(
ふさ
)
子までが一緒に泣いて
謝
(
あやま
)
りぬく。
剣の四君子:04 高橋泥舟
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
またお
談義
(
だんぎ
)
! 何かというと武士、刀の手前——どうも当り矢のお艶も、おかげさまでこんなかたッくるしい言葉をおぼえましたけれど、あたしはそんなえらそうなことを言って
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
其日
(
そのひ
)
一
日
(
にち
)
物
(
もの
)
も
仰
(
おほ
)
せられず、一
日
(
にち
)
おいてよりは
箸
(
はし
)
の
上
(
あ
)
げ
下
(
おろ
)
しに、
此家
(
このや
)
の
品
(
しな
)
は
無代
(
たゞ
)
では
出來
(
でき
)
ぬ、
主
(
しゆう
)
の
物
(
もの
)
とて
粗末
(
そまつ
)
に
思
(
おも
)
ふたら
罸
(
ばち
)
が
當
(
あた
)
るぞえと
明
(
あ
)
け
暮
(
く
)
れの
談義
(
だんぎ
)
、
來
(
くる
)
る
人
(
ひと
)
毎
(
ごと
)
に
告
(
つ
)
げられて
若
(
わか
)
き
心
(
こゝろ
)
には
恥
(
はづ
)
かしく
大つごもり
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
“談義”の意味
《名詞》
(仏教)説法すること。説教すること。
物の道理を説くこと。
(出典:Wiktionary)
談
常用漢字
小3
部首:⾔
15画
義
常用漢字
小5
部首:⽺
13画
“談義”で始まる語句
談義僧