“だんぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
談義50.0%
堂木12.5%
段木12.5%
段切12.5%
談議12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この一喝(いっかつ)で、兄弟は立別れ、やがて半刻(とき)もお談義(だんぎ)を喰う。母の文子が来て詫(わ)びる。おまえの躾(しつ)けが悪いからだと母までも叱言を聞く。幼い英(ふさ)子までが一緒に泣いて謝(あやま)りぬく。
剣の四君子:04 高橋泥舟 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
東野山の砦には堀秀政の五千人、街道の北方に、小川佐平次祐忠(すけただ)の千人。また堂木(だんぎ)山には、山路将監(しょうげん)正国、木下半右衛門などの勢各〻五百。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
前田利家父子の持ちは、塩津から堂木(だんぎ)、神明山にわたる一線の警戒にあり、そのため前田隊の兵二千は、権現(ごんげん)坂から川並(かわなみ)村の高地茂山(しげやま)あたりにかけて駐(と)まっていた。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そこでぬるぬるする段木(だんぎ)を握り更(か)え、握り更えてようやく三間ばかり下がると、足が土の上へ落ちた。踏んで見たがやッぱり土だ。
坑夫 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
一段さがるに、普通の倍は骨が折れる。そこへもって来て恐怖が手伝う。そうして握り直すたんびに、段木(だんぎ)がぬらぬらする。
坑夫 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
こういう手前も、ただいまかぎり、きっぱりと引っこみをつけますから、そこんところを買って、ひとつあなたも、これで段切(だんぎ)れということにしてくださいませんか。
顎十郎捕物帳:10 野伏大名 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)