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詳
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つばら
ふりがな文庫
“
詳
(
つばら
)” の例文
貴人
九二
古語
(
ふること
)
かれこれ
問
(
と
)
ひ
弁
(
わきま
)
へ給ふに、
詳
(
つばら
)
に答へたてまつるを、いといと
感
(
め
)
でさせ給うて、
九三
他
(
かれ
)
に
禄
(
ろく
)
とらせよとの給ふ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
我は其事を我心上に血書して復た消滅すべからざらしめしが故に、亦併せて此景の
詳
(
つばら
)
なることを記し得たり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
こゝに於て王
起
(
た
)
って入り、珙を宮中に
延
(
ひ
)
きて
詳
(
つばら
)
に
相
(
そう
)
せしむ。珙
諦視
(
ていし
)
すること
良
(
やや
)
久しゅうして
曰
(
いわ
)
く、殿下は
龍行虎歩
(
りゅうこうこほ
)
したまい、
日角
(
にっかく
)
天を
挿
(
さしはさ
)
む、まことに異日太平の天子にておわします。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
そも
四九
保元
(
ほうげん
)
の
御謀叛
(
ごむほん
)
は
五〇
天
(
あめ
)
の
神
(
かみ
)
の教へ給ふことわりにも
違
(
たが
)
はじとておぼし立たせ給ふか。又みづからの
人慾
(
にんよく
)
より
計策
(
たばか
)
り給ふか。
詳
(
つばら
)
に
告
(
の
)
らせ給へと
奏
(
まう
)
す。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
この「ルチフエエル」が姿をば、一たび見つるもの忘るゝことなし。われもダンテが詩にて、
彼奴
(
かやつ
)
と
相識
(
ちかづき
)
になりたるが、汝はよべの
囈語
(
うはごと
)
に、その魔王の状を、
詳
(
つばら
)
に我に語りぬ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
▼ もっと見る
されば富貴のみちは仏家にのみその
理
(
ことわり
)
をつくして、儒門の教は
八九
荒唐
(
くわうたう
)
なりとやせん。
九〇
霊
(
かみ
)
も仏の教にこそ
九一
憑
(
よ
)
らせ給ふらめ。
九二
否
(
いな
)
ならば
詳
(
つばら
)
にのべさせ給へ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
その「アモレツトオ」は、何故
箭
(
や
)
を放てる。こは我が今少し
詳
(
つばら
)
に知らんと願ふところなれど、フランチエスカの君は教へ給はざりき。君の宣ふやう。そは文にあれば、讀みて知れかし。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
詳
常用漢字
中学
部首:⾔
13画
“詳”を含む語句
詳細
不詳
未詳
詳密
詳報
委曲詳細
詳説
詳記
詳細事
詳悉
安詳
詳敷
詳究
詳知
詳述
詳言
詳明
詳密精細
詳備
詳々
...