“日角”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にっかく50.0%
ニツカク50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こゝに於て王って入り、珙を宮中にきてつばらそうせしむ。珙諦視ていしすることやや久しゅうしていわく、殿下は龍行虎歩りゅうこうこほしたまい、日角にっかく天をさしはさむ、まことに異日太平の天子にておわします。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
例せば隆準龍顏リユウセツリヤウガンなどと云つたり、隆準而リユウセツニシテ日角ニツカクなど云うて、支那の史官が西漢の高祖皇帝や東漢の光武皇帝の容貌を形容する場合の準は必ず入聲に讀みます。
金剛智三蔵と将軍米准那 (旧字旧仮名) / 榊亮三郎(著)