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袂別
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わかれ
ふりがな文庫
“
袂別
(
わかれ
)” の例文
此處
(
こゝ
)
で
彼等
(
かれら
)
の
間
(
あひだ
)
には、それ/\
袂別
(
わかれ
)
の
言
(
ことば
)
もあらうと
思
(
おも
)
つたので、
私
(
わたくし
)
は
氣轉
(
きてん
)
よく
一人
(
ひとり
)
離
(
はな
)
れて
波打際
(
なみうちぎは
)
へと
歩
(
あゆ
)
み
出
(
だ
)
した。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
其爲
(
そのため
)
に
貴君等
(
きくんら
)
兩人
(
りやうにん
)
は
大佐
(
たいさ
)
と
袂別
(
わかれ
)
を
告
(
つ
)
げ、一
大
(
だい
)
使命
(
しめい
)
を
帶
(
お
)
びて
此
(
この
)
空中
(
くうちう
)
を
飛行
(
ひかう
)
して
來
(
き
)
たのではありませんか。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
『
日出雄
(
ひでを
)
や、お
前
(
まへ
)
は
今
(
いま
)
此
(
この
)
災難
(
さいなん
)
に
遭
(
あ
)
つても、ネープルスで
袂別
(
わかれ
)
の
時
(
とき
)
に
父君
(
おとつさん
)
の
仰
(
お
)
つしやつたお
言葉
(
ことば
)
を
忘
(
わす
)
れはしますまいねえ。』と
言
(
い
)
へば、
日出雄少年
(
ひでをせうねん
)
は
此時
(
このとき
)
凛乎
(
りんこ
)
たる
面
(
かほ
)
を
擧
(
あ
)
げ
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
袂
漢検1級
部首:⾐
9画
別
常用漢字
小4
部首:⼑
7画
“袂別”で始まる語句
袂別感