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荒
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アラ
ふりがな文庫
“
荒
(
アラ
)” の例文
葬儀に際して
疎
(
ウト
)
び
荒
(
アラ
)
び来る死の凶霊を、百獣の王である獅子の威光によって、払い除ける呪力あるものとして、用いたのに始まると考えている。
獅子舞雑考
(新字新仮名)
/
中山太郎
(著)
吾子
(
ワコ
)
よ。吾子の
爲了
(
シヲフ
)
せなんだ
荒
(
アラ
)
び心で、吾子よりももつと、わるい猛び心を持つた者の、大和に來向ふのを、待ち押へ、
塞
(
サ
)
へ防いで居ろ、と仰せられた。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
此頃毛利
荒
(
アラ
)
次郎
(
恭助
)
出京ニて此刀を見てしきりにほしがり、私しも兄の
賜
(
たまもの
)
なりとてホコリ候事ニて御座候。
手紙:081 慶応三年六月二十四日 坂本権平あて
(新字旧仮名)
/
坂本竜馬
(著)
一、農家
耕田
(
コウデン
)
ヲ
荒
(
アラ
)
ス者ハ
斬
(
キル
)
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
吾子
(
ワコ
)
よ。吾子の
爲了
(
シヲフ
)
せなんだ
荒
(
アラ
)
び心で、吾子よりももつと、わるい猛び心を持つた者の、大和に來向ふのを、待ち押へ、
塞
(
サ
)
へ防いで居ろ、と仰せられた。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
▼ もっと見る
吾子
(
ワコ
)
よ。吾子の
為
(
シ
)
了
(
ヲフ
)
せなんだ
荒
(
アラ
)
び心で、吾子よりももつと、わるい猛び心を持つた者の、大和に来向うのを、待ち押え、
塞
(
サ
)
へ防いで居ろ、と仰せられた。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
長谷天皇崩じて後、殯宮における御むくろに鬚毛長く伸びるまで、御魂しづまることなく
荒
(
アラ
)
びられたことを記してゐる。之を鎮めたことを以て、
遊部
(
アソブベ
)
の職の起原を説いたのだ。
日本文学の発生
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
本朝
(
ホンテウ
)
出來の像としてはまづ、此程物凄い
天部
(
テンブ
)
の姿を拜んだことは、はじめてだ、と言ふものもあつた。神代の
荒
(
アラ
)
神たちも、こんな
形相
(
ギヤウサウ
)
でおありだつたらう、と言ふ噂も聞かれた。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
本朝
(
ホンテウ
)
出來の像としては、まづ、此程物凄い
天部
(
テンブ
)
の姿を拜んだことは、はじめてだ、と言ふものもあつた。神代の
荒
(
アラ
)
神たちも、こんな
形相
(
ギヤウサウ
)
でおありだつたらう、と言ふ噂も聞かれた。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
荒
常用漢字
中学
部首:⾋
9画
“荒”を含む語句
荒廃
荒野
荒海
荒男
荒神
荒磯
荒涼
荒寥
荒地
荒魂
吹荒
荒蕪地
荒増
荒凉
荒立
荒熊
荒天
荒庭
荒甲
荒唐無稽
...