“荒蕪地”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうぶち80.0%
あれち10.0%
かうぶち10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして今年の七月十四日に「全計画の成否を決定すべき一弾」がニューメキシコ州僻陬へきすう荒蕪地こうぶちに建てられた鉄塔の上につるされるまでは
原子爆弾雑話 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
すき一つ入れたことのない荒蕪地あれちの中に建てられた、小さい三等駅だから、乗降のりおりの客と言つても日に二十人が関の山、それも大抵は近村の百姓や小商人こあきんどばかりなのだが、今日は姉妹きやうだいの姿が人の目を牽いて
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)