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乗降
ふりがな文庫
“乗降”の読み方と例文
旧字:
乘降
読み方
割合
のりおり
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のりおり
(逆引き)
その時、先刻から車掌台の横手につかまって、車の動揺にふらふらと身を任せながら、客の
乗降
(
のりおり
)
の邪魔となってる洋服の男が、彼の眼に止った。
電車停留場
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
けれども
乗降
(
のりおり
)
の一混雑が済んで、思う人が出て来ないと、また心に二三分の
余裕
(
よゆう
)
ができるので、それを利用しようと待ち構えるほどの執着はなかったにせよ
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
乗降
(
のりおり
)
が大分
混合
(
こみあ
)
っている。其処を出ると足柄か天城か、真白に雪の輝いた連山が眺められた。車窓近くの百姓家の段々畑の畔に梅が白々と咲いて居る。今年初めて見る梅である。
みなかみ紀行
(新字新仮名)
/
若山牧水
(著)
乗降(のりおり)の例文をもっと
(5作品)
見る
“乗降”の意味
《名詞》
乗降(じょうこう)
乗り物に乗ったり、降りたりすること。
(出典:Wiktionary)
乗
常用漢字
小3
部首:⼃
9画
降
常用漢字
小6
部首:⾩
10画
“乗降”で始まる語句
乗降庭
検索の候補
乗降庭
“乗降”のふりがなが多い著者
若山牧水
石川啄木
夏目漱石
与謝野晶子
豊島与志雄