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色
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しょく
ふりがな文庫
“
色
(
しょく
)” の例文
個性はまちまちでも、ときを得ぬ野性の
地下人
(
ちげびと
)
たることと、不平の吐け口の見つからない悪童どもであることだけは、一
色
(
しょく
)
であった。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
不正なる
行為
(
こうい
)
は富の外にも行われる。不正なる行為をもって名誉を得る者もある。その代りには
律義
(
りちぎ
)
一
色
(
しょく
)
で金を
拵
(
こしら
)
える者もある。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
そいつは、ちょっと見たところでは、
金
(
きん
)
と
銀
(
ぎん
)
とで
織
(
お
)
ってあるみたいだが、ほんとうはイオウとチャン(コールタールなどを
精製
(
せいせい
)
したときのこる
黒
(
こっ
)
かっ
色
(
しょく
)
のかす)
忠義者のヨハネス
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
ポーデル博士は、東助とヒトミの手をとって、五
色
(
しょく
)
の路をぴょんぴょんと一つずつとび越えていった。
ふしぎ国探検
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
目のとどくかぎり、十
何里
(
なんり
)
、ただ一
色
(
しょく
)
の青ずすきが、うねうねと風のままに波に
似
(
に
)
たる、波を立てている。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“色”の解説
は、可視光の組成の差によって感覚質の差が認められる視知覚である色知覚、および、色知覚を起こす刺激である色刺激を指す。
(出典:Wikipedia)
色
常用漢字
小2
部首:⾊
6画
“色”を含む語句
顔色
彩色
黄色
容色
褐色
黄金色
面色
気色
淡紅色
橙色
金色
景色
音色
声色
灰色
色彩
紅色
顏色
銅色
三色菫
...