“船具”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふなぐ66.7%
せんぐ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夜が明けてみると、昨夜中、命をあずけてとりついていた板切というのが、船具ふなぐの上にかぶせておく屋根だったことがわかった。
爆薬の花籠 (新字新仮名) / 海野十三(著)
夜が明けて、鉄格子から流れこむ光に見廻すと、太いロップ帆車ほぐるま、海図などの船具ふなぐや鉄砲などが天井裏につまってある。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
日出雄少年ひでをせうねん特更ことさら子供心こどもごゝろ愉快ゆくわい愉快ゆくわいたまらない、丁度ちやうど牧塲まきばあそ小羊こひつじのやうに其處此處そここゝとなくんであるいて、折々をり/\わたくしそばはしつてては甲板かんぱんうへ裝置さうちされた樣々さま/″\船具せんぐについて疑問ぎもんおこ