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背子
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せこ
我が
背子を
大和へ
遣ると
小夜更けてあかとき
露にわが
立ち
霑れし 〔巻二・一〇五〕 大伯皇女
わが
背子をこちこせ山と人は言へど君も来まさ
ず山の名
ならし (巻七、雑)
吾背子と二人見ませば
幾許かこの
零る雪の
懽しからまし
吾が
背子を
今か
今かと
出で
見れば
沫雪ふれり
庭もほどろに 〔巻十・二三二三〕 作者不詳
紀の
国の
山越えて
行け
吾が
背子がい
立たせりけむ
厳橿がもと 〔巻一・九〕 額田王