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せいぼ
ふりがな文庫
“
聖母
(
せいぼ
)” の例文
それからまもなくして、
聖母
(
せいぼ
)
マリアは
旅
(
たび
)
からかえってきました。マリアは女の子をよんで、
天国
(
てんごく
)
のかぎをかえすようにいいました。
マリアの子ども
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
「
聖母
(
せいぼ
)
の
手套
(
てぶくろ
)
」、
刺罌粟
(
とげけし
)
、
母子草
(
はゝこぐさ
)
、どんなに
眞白
(
ましろ
)
な手よりも、おまへたちの
方
(
はう
)
が、わたしは
好
(
すき
)
だ。
滅
(
ほろ
)
んだ花よ、むかしの花よ。
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
麻利耶観音と称するのは、
切支丹宗門
(
きりしたんしゅうもん
)
禁制時代の
天主教徒
(
てんしゅきょうと
)
が、
屡
(
しばしば
)
聖母
(
せいぼ
)
麻利耶の代りに
礼拝
(
らいはい
)
した、多くは
白磁
(
はくじ
)
の観音像である。
黒衣聖母
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
髷
(
まげ
)
にさしてあったさんらんたる美光の品も、それにゆかりのある、
泰西
(
たいせい
)
名工の
彫琢
(
ちょうたく
)
、
白金彫
(
はっきんぼり
)
聖母
(
せいぼ
)
マリヤの
笄
(
こうがい
)
なのであった。
鳴門秘帖:06 鳴門の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
いつのころか、ここはカトリックの
修道院
(
しゅうどういん
)
になって、道徳
堅固
(
けんご
)
な外国の
僧侶
(
そうりょ
)
たちが、女人
禁制
(
きんせい
)
の、清い、きびしい生活を送り、朝夕、
聖母
(
せいぼ
)
マリヤに対する
礼拝
(
れいはい
)
を怠らない。
少年探偵長
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
▼ もっと見る
一年たって、お
妃
(
きさき
)
さまはまた男の子を生みました。その
晩
(
ばん
)
、
聖母
(
せいぼ
)
マリアがまたもお妃さまのところへあらわれて、いいました。
マリアの子ども
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
「
聖母
(
せいぼ
)
の
手套
(
てぶくろ
)
」即ち
實※答利斯
(
ジキタリス
)
の花、
信心
(
しんじん
)
の
諸人
(
しよにん
)
みなこれに
接吻
(
せつぷん
)
する。
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
すると、
聖母
(
せいぼ
)
マリアは、生まれたばかりの赤ちゃんをお
妃
(
きさき
)
さまの
腕
(
うで
)
からとって、子どもといっしょにきえてしまいました。
マリアの子ども
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
なにしろ、けっこうなお
聖母
(
せいぼ
)
さまの日だ、おちいさいキリストさまの下着の、おせんたくして、ほしなすった日だ。
ブレーメンの町楽隊
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
なにしろ、きょうは
聖母
(
せいぼ
)
さまの日だろう、聖母さまが
幼子
(
おさなご
)
キリストさまの
肌着
(
はだぎ
)
をせんたくして、かわかそうという日だからね。ところが、あしたの
日曜
(
にちよう
)
には、お
客
(
きゃく
)
さんがおおぜいくる。
ブレーメンの音楽師
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
「わたしは
聖母
(
せいぼ
)
マリアです」と言いました。
死神の名づけ親(第二話)
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
“聖母”の意味
《名詞》
聖母(せいぼ)
聖人の生母。
《固有名詞》
聖母(せいぼ)
キリストの生母マリア、聖母マリア。
(出典:Wiktionary)
聖
常用漢字
小6
部首:⽿
13画
母
常用漢字
小2
部首:⽏
5画
“聖母”で始まる語句
聖母昇天祭
聖母像
聖母兒
聖母胎
聖母崇拝
聖母瑪利亞