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縷
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よ
ふりがな文庫
“
縷
(
よ
)” の例文
左右を見ずして
直
(
ひた
)
あゆみに
為
(
せ
)
しなれども、
生憎
(
あやにく
)
の雨、あやにくの風、鼻緒をさへに踏切りて、
詮
(
せん
)
なき
門下
(
もんした
)
に
紙縷
(
こより
)
を
縷
(
よ
)
る心地、
憂
(
う
)
き事さまざまにどうも
堪
(
た
)
へられぬ思ひの有しに
たけくらべ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
此處
(
こゝ
)
は
大黒屋
(
だいこくや
)
のと
思
(
おも
)
ふ
時
(
とき
)
より
信如
(
しんによ
)
は
物
(
もの
)
の
恐
(
おそ
)
ろしく、
左右
(
さゆう
)
を
見
(
み
)
ずして
直
(
ひた
)
あゆみに
爲
(
せ
)
しなれども、
生憎
(
あやにく
)
の
雨
(
あめ
)
、あやにくの
風
(
かぜ
)
、
鼻緒
(
はなを
)
をさへに
踏切
(
ふみき
)
りて、
詮
(
せん
)
なき
門下
(
もんした
)
に
紙縷
(
こより
)
を
縷
(
よ
)
る
心地
(
こゝち
)
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
左右を見ずして
直
(
ひた
)
あゆみに爲しなれども、
生憎
(
あやにく
)
の雨、あやにくの風、鼻緒をさへに踏切りて、詮なき門下に紙縷を
縷
(
よ
)
る心地、憂き事さま/″\に何うも堪へられぬ思ひの有しに
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
縷
漢検1級
部首:⽷
17画
“縷”を含む語句
縷々
繿縷
婆々縷
縷糸
繁縷
繿縷錦
一縷
縷述
紙縷
縷説
襤縷
金縷
縷紅新草
繿縷布片
萬縷
襤縷々々
縷陳
襤縷片
縷金荷葉
銖分縷析
...