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縱
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よ
ふりがな文庫
“
縱
(
よ
)” の例文
新字:
縦
又
縱
(
よ
)
しや其間に
情僞
(
じやうぎ
)
があるとしても、相當の手續をさせるうちには、それを探ることも出來よう。兎に角子供を歸さうと、佐佐は考へた。
最後の一句
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
又、
縱
(
よ
)
しんば英才の人が容易に或事を爲し得たとするも、其の英才は何れから來たか。
努力論
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
惜むらくは「霞のまより」といふ句が
疵
(
きず
)
にて候。一面にたなびきたる霞に間といふも可笑しく、
縱
(
よ
)
し間ありともそれは此趣向に必要ならず候。入日も海も霞みながらに見ゆるこそ趣は候なれ。
歌よみに与ふる書
(旧字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
しゑや、
縱
(
よ
)
しや、善き惡しき
新頌
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
出
(
い
)
でぬ
約束
(
やくそく
)
の
辻
(
つじ
)
往
(
ゆき
)
つ
返
(
かへ
)
りつ
待
(
ま
)
てどもまてども
今日
(
けふ
)
はいかにしけん
影
(
かげ
)
も
見
(
み
)
えず
誰
(
た
)
れに
聞
(
き
)
かんもうしろめたし
何
(
なに
)
とせん
必
(
かなら
)
ず
訪
(
と
)
ひ
給
(
たま
)
ふな
我家
(
わがいへ
)
知
(
し
)
られんは
恥
(
はづ
)
かしとて
丁所
(
ちやうどころ
)
つげ
給
(
たま
)
はねど
曩
(
さき
)
に
錦野
(
にしきの
)
にてそれとなく
聞
(
き
)
きしはうろ
覺
(
おぼ
)
えながら
覺
(
おぼ
)
えあり
縱
(
よ
)
しお
怒
(
いか
)
りにふれゝばそれまで
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
▼ もっと見る
縱
(
よ
)
し言ひおほせたりとて此種の美は美の中の下等なる者と存候。
歌よみに与ふる書
(旧字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
縱
部首:⽷
17画
“縱”を含む語句
縱令
縱横
放縱
縱横無盡
縱斷
操縱
良人操縱
縱覽
細君操縱
横縱
縱削機
縱帆架
後檣縱帆架
天縱
合縱
縱波
縱琴
縱舵
縱賞
縱長
...