石槍いしやり)” の例文
これが次第しだいすゝんでますと使用しようみちべつになり、それ/″\適當てきとうかたちになつて石槍いしやりとか石劍いしつるぎとか、あるひは石庖丁いしほうちようとかにわかれてくのでありますが、この時代じだいにはまだ
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
高抔形たかつきがた茶椀形ちかわんがた土瓶形どびんがた大小土器だいせうどき餘種よしゆ石劒片せきけんへん石槍いしやり貝輪かひわ輕石製浮標等かるいしせいうきとうづ)
(第三)石を打ち欠きて作れる槍形やりがたの者。(之を石槍いしやりと呼ぶ)。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
またこのたなならべてあるやなぎかたちをしたなが三寸以上さんずんいじようもある石鏃せきぞく大形おほがたのものは、普通ふつう石槍いしやりといつてゐます。それから小形こがた一方いつぽうふくれ、一方いつぽうとがつてゐるものがあります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)