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着
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つく
ふりがな文庫
“
着
(
つく
)” の例文
ビングが北斎伝出版の計画は
此
(
かく
)
の如くゴンクウルの
先鞭
(
せんべん
)
を
着
(
つく
)
る所となりしがため中止するのやむなきに至れりといふ。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
「勝手にしろ。山を降りれば何かあるに相違ない。何かに付いて
降
(
おり
)
れば、どこかの村に
着
(
つく
)
に
極
(
きま
)
っている。
汝等
(
なんじら
)
ごとき懦弱漢はかえって
手足
(
てあし
)
纏
(
まと
)
いだ。帰れ帰れ」
本州横断 癇癪徒歩旅行
(新字新仮名)
/
押川春浪
(著)
今は学問
場裡
(
じょうり
)
に彼我併立の勢を成して、今後我学者の
勉
(
つとむ
)
る所は唯
彼
(
か
)
れに対して
先鞭
(
せんべん
)
を
着
(
つく
)
るに在るのみ。
人生の楽事
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
後
(
あ
)
とになし渡り求むる阿部川の此方の岸へ
着
(
つく
)
船
(
ふね
)
へ
飛乘
(
とびの
)
る
機會
(
とたん
)
に
後
(
うしろ
)
からヤレ
待居
(
まちを
)
らう重五郎と
追駈
(
おつかけ
)
來るは別人ならず
江尻
(
えじり
)
の宿の
落破戸
(
ならずもの
)
儀右衞門と云男なり
最
(
いと
)
も白妙が
馴染客
(
なじみきやく
)
にて是迄多くの金銀を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
着
常用漢字
小3
部首:⽬
12画
“着”を含む語句
着物
執着
附着
取着
落着
瞞着
膠着
追着
撞着
着換
祝着
着替
打着
逢着
着更
肌着
心着
到着
密着
愛着
...