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眞摯
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まじめ
ふりがな文庫
“
眞摯
(
まじめ
)” の例文
新字:
真摯
眞摯
(
まじめ
)
な時は二十六七にも、もつと上にも見える渠の眼、(それを孝子は、寫眞版などで見た
奈勃翁
(
ナポレオン
)
の眼に肖たと思つてゐた。)
足跡
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
私は、彼女が困惑と
羞恥
(
しうち
)
で色を失ふだらうと豫期してゐたが、驚いたことには、泣きもしなければ、顏を赧らめもしなかつた。
眞摯
(
まじめ
)
ではあつたが、落ちついて立つてゐた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
と
言
(
い
)
ふのは、
唯
(
たゞ
)
單
(
たん
)
に
子
(
こ
)
ども
達
(
たち
)
のためにとばかりでは
無
(
な
)
く、わたしは
此等
(
これら
)
のはなしの
中
(
なか
)
で
人生
(
じんせい
)
、
社會
(
しやくわい
)
及
(
およ
)
びその
運命
(
うんめい
)
や
生活
(
せいくわつ
)
に
關
(
くわん
)
する
諸問題
(
しよもんだい
)
を
眞摯
(
まじめ
)
にとり
扱
(
あつか
)
つてみたからであります。
ちるちる・みちる
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
酸漿
(
ほほづき
)
は
眞摯
(
まじめ
)
に
孕
(
はら
)
み
思ひ出:抒情小曲集
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
『も少し
眞摯
(
まじめ
)
に考へて見ませう……若しあの際、
彼處
(
あそこ
)
に居たのが貴女でなくて別の人だつたらですね、僕は同じことを
行
(
や
)
るにしても、もつと違つた心持で
行
(
や
)
つたに違ひない。』
鳥影
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
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私には
眞摯
(
まじめ
)
な、しつかりした本は讀みこなすことも、理解することも未だ出來なかつた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
眞
部首:⽬
10画
摯
常用漢字
中学
部首:⼿
15画
“眞”で始まる語句
眞
眞實
眞中
眞面目
眞白
眞赤
眞直
眞黒
眞似
眞個