“白色燈”の読み方と例文
読み方割合
はくしよくとう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
甲板(かんぱん)に落(お)ちて微塵(みじん)に碎(くだ)けた物音(ものおと)のしたので、私(わたくし)は急(いそ)ぎ振返(ふりかへ)つて見(み)ると、其處(そこ)では今(いま)しも、二三の水夫(すゐふ)が滑車(くわつしや)をもつて前檣(ぜんしやう)高(たか)く掲(かゝ)げんとした一個(いつこ)の白色燈(はくしよくとう)——それは船(ふね)が航海中(かうかいちゆう)
私(わたくし)が一心(いつしん)に見詰(みつ)めて居(を)る間(あひだ)に、右舷(うげん)に緑燈(りよくとう)、左舷(さげん)に紅燈(こうとう)、甲板(かんぱん)より二十尺(しやく)以上(いじやう)高(たか)き前檣(ぜんしやう)に閃々(せん/\)たる白色燈(はくしよくとう)を掲(かゝ)げたる一隻(いつさう)の船(ふね)は、印度洋(インドやう)の闇黒(やみ)を縫(ぬ)ふてだん/″\と接近(せつきん)して來(き)た。