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白橿
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しらかし
ふりがな文庫
“
白橿
(
しらかし
)” の例文
あしひきの
山道
(
やまぢ
)
も
知
(
し
)
らず
白橿
(
しらかし
)
の
枝
(
えだ
)
もとををに
雪
(
ゆき
)
の
降
(
ふ
)
れれば 〔巻十・二三一五〕 柿本人麿歌集
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
或
(
ある
)
日
(
ひ
)
彼
(
かれ
)
は
木
(
き
)
の
株
(
かぶ
)
へ
唐鍬
(
たうぐは
)
を
強
(
つよ
)
く
打込
(
うちこ
)
んでぐつとこじ
扛
(
あ
)
げようとした
時
(
とき
)
鍛
(
きた
)
へのいゝ
刃
(
は
)
と
白橿
(
しらかし
)
の
柄
(
え
)
とは
強
(
つよ
)
かつたのでどうもなかつたが、
鐵
(
てつ
)
の
楔
(
くさび
)
で
柄
(
え
)
の
先
(
さき
)
を
締
(
し
)
めた
其
(
そ
)
の
唐鍬
(
たうぐは
)
の四
角
(
かく
)
な
穴
(
あな
)
の
處
(
ところ
)
が
俄
(
にはか
)
に
緩
(
ゆる
)
んだ。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
近くにある
白橿
(
しらかし
)
の樹の枝の
撓
(
たわ
)
むまで降るのを見ている方が、もっと直接だから、そういう具合にひどく雪が降ったというのを原因のようにして、それで山道も見えなくなったと云いあらわしている。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
白
常用漢字
小1
部首:⽩
5画
橿
漢検準1級
部首:⽊
17画
“白”で始まる語句
白
白粉
白髪
白痴
白洲
白眼
白衣
白刃
白銀
白々