申付まをしつ)” の例文
御用ごようおもむきにあらず、其方達そのはうたちかねぞんずるごと豆州づしう御勝手許おかつてもと不如意ふによいにつき、此度このたび御改革ごかいかく相成あひな奉行ぶぎやう我等われら相談さうだんうへにて、もくなんぢ申付まをしつくるぞ
十万石 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
... 手前等てまへらより役儀やくぎ申付まをしつさふらふこと、おやす御用ごようさふらふなにはしかれそのもくとやらむ御呼寄およびよせあひなるべし」「早速さつそく御承引ごしよういん難有候ありがたくさふらふ」と其日そのひやかたかへらせたまふ。
十万石 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)