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狹衣
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さごろも
ふりがな文庫
“
狹衣
(
さごろも
)” の例文
新字:
狭衣
最
(
もつと
)
も
振
(
ふる
)
つて
居
(
ゐ
)
たのは三十六
年
(
ねん
)
一
月
(
ぐわつ
)
元旦
(
ぐわんたん
)
で、
此日
(
このひ
)
年始
(
ねんし
)
に
來
(
き
)
た
幻花子
(
げんくわし
)
は、
掘初
(
ほりぞ
)
めをすると
云
(
い
)
つて
唯
(
たゞ
)
一人
(
ひとり
)
で
出掛
(
でか
)
けたのを、
後
(
あと
)
から、
靜灣
(
せいわん
)
、
佳水
(
かすゐ
)
、
天仙
(
てんせん
)
、
望蜀
(
ぼうしよく
)
、
古閑
(
こかん
)
、
狹衣
(
さごろも
)
、
活東
(
くわつとう
)
の七
人
(
にん
)
と
評議
(
ひやうぎ
)
の
上
(
うへ
)
探検実記 地中の秘密:02 権現台の懐古
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
その間に
狹衣
(
さごろも
)
などをはじめ源氏物語を模倣したものは數多く出たやうですが、僕がいま言つたやうな源氏物語にある本當の意味でトラヂックな精神を生かさうとしたものの一つもなかつたのは
若菜の巻など
(旧字旧仮名)
/
堀辰雄
(著)
今日
(
けふ
)
は
天氣
(
てんき
)
が
快
(
い
)
いからとて、
幻花子
(
げんくわし
)
が
先導
(
せんだう
)
で、
狹衣
(
さごろも
)
、
活東
(
くわつとう
)
、
望蜀
(
ばうしよく
)
の三
子
(
し
)
が、
鍬
(
くわ
)
を
擔
(
かつ
)
いで
權現臺
(
ごんげんだい
)
に
先發
(
せんぱつ
)
した。
後
(
あと
)
から
余
(
よ
)
も
行
(
い
)
つて
見
(
み
)
ると、
養鷄所
(
やうけいじよ
)
の
裏手
(
うらて
)
の
萱原
(
かやはら
)
の
中
(
なか
)
を、四
人
(
にん
)
て
連
(
しき
)
りに
掘散
(
ほりち
)
らして
居
(
ゐ
)
る。
探検実記 地中の秘密:02 権現台の懐古
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
狹
部首:⽝
10画
衣
常用漢字
小4
部首:⾐
6画
“狹衣”で始まる語句
狹衣子