“物陰”の読み方と例文
読み方割合
ものかげ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
驚怖きやうふあま物陰ものかげ凝然ぢつ潜伏せんぷくしてとりつぎあさやうやとりむれまじつてあるいたけれどいくらかまだ跛足びつこいてた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
福徳の大神おほかみに祈誓をかけたからで、その證據にはあの男が繪を描いてゐる所を、そつと物陰ものかげから覗いて見ると必ず陰々として靈狐の姿が、一匹ならず前後左右に
地獄変 (旧字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
しかしはえを取りつくすことはほとんど不可能ふかのうに近いばかりでなく、これを絶滅ぜつめつすると同時に、うじもこの世界から姿すがたを消す、するとそこらの物陰ものかげにいろいろの蛋白質たんぱくしつ腐敗ふはいして
蛆の効用 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)