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牢問
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らうどひ
ふりがな文庫
“
牢問
(
らうどひ
)” の例文
殺したに相違なけれど
勿々
(
なか/\
)
大體
(
たいてい
)
のことでは
白状
(
はくじやう
)
すまじ
牢問
(
らうどひ
)
申付るぞとて此方を向コリヤ九郎兵衞夫婦氣遣
爲
(
す
)
るな子供等が
解死人
(
げしにん
)
は取つて遣すぞ立て/\追て呼出すと申渡したり
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
源助始め惡者の一味を、思ひ切つた
牢問
(
らうどひ
)
に掛けましたが、役人をからかつて居るのか、それとも一人二人の外は本當に知らなかつたのか、どうしても三千兩の隱し場所を白状しないのです。
銭形平次捕物控:031 濡れた千両箱
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
以て
證據
(
しようこ
)
となし人殺しは九助と
牢問
(
らうどひ
)
に及びしならん依て九助は
呵責
(
かしやく
)
の
苦痛
(
くつう
)
に
堪
(
たへ
)
兼て其罪に
陷入
(
おとしいれ
)
しを其方は一途に人殺しは九助なりと心得しに
相違
(
さうゐ
)
有まじと申さるゝを理左衞門は
己
(
おのれ
)
が落度にならんを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
辨
(
わきま
)
へぬ申條牢舍申付べき奴なれども彼老
中
(
ぢう
)
より忠義の者と申越されし故村役人へ
屹度
(
きつと
)
預け
置
(
おく
)
此上
直訴
(
ぢきそ
)
にも及ぶ時は村役人共
屹度
(
きつと
)
申付ると
叱
(
しか
)
り
散
(
ち
)
らし歸しければ三五郎は殘念には思へども今更
仕樣
(
しやう
)
もなく
寥々
(
すご/\
)
と村役人に
伴
(
ともな
)
はれ我が家へこそは歸りけれ
扨
(
さて
)
又九助は
晝夜
(
ちうや
)
嚴敷
(
きびしく
)
拷問
(
がうもん
)
牢問
(
らうどひ
)
に
掛
(
かゝ
)
り
骨節
(
ほねふし
)
も
挫
(
ひし
)
げるばかりに弱り果今は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
牢
漢検準1級
部首:⽜
7画
問
常用漢字
小3
部首:⼝
11画
“牢”で始まる語句
牢
牢屋
牢獄
牢舎
牢固
牢人
牢乎
牢格子
牢守
牢死