“骨節”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほねぶし60.0%
ほねふし20.0%
ふし10.0%
ほねっぷし10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
竹童はもうそういう言伝ことづてなどを、じッと、聞いていなかった。どこか、骨節ほねぶしがつよくいたむのであろう、キッと口をゆがめながら、松にすがって立ちあがった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
骨節ほねふしことごとく痛み苦しむ
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
めるも熟まざるもわが身かの世に殘るにあらず、その血その骨節ふしみな我とともにこゝにあり 五五—五七
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
白痴こけなことこくなてえば。二両二貫が何高値たかいべ。われたちが骨節ほねっぷしかせぐようには造ってねえのか。親方には半文の借りもした覚えはねえからな、俺らその公事くじには乗んねえだ。
カインの末裔 (新字新仮名) / 有島武郎(著)