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燃拔
ふりがな文庫
“燃拔”の読み方と例文
読み方
割合
もえぬ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もえぬ
(逆引き)
煙
(
けむり
)
の
波
(
なみ
)
だ。
荒磯
(
あらいそ
)
の
巖
(
いは
)
の
炬燵
(
こたつ
)
が
眞赤
(
まつか
)
だ。が
此時
(
このとき
)
燃拔
(
もえぬ
)
けては
居
(
ゐ
)
なかつた。
火の用心の事
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
地獄
(
ぢごく
)
へ
飛
(
と
)
ぶやうに
辷
(
すべ
)
り
込
(
こ
)
むと、
青
(
あを
)
い
火鉢
(
ひばち
)
が
金色
(
きんいろ
)
に
光
(
ひか
)
つて、
座布團
(
ざぶとん
)
一枚
(
いちまい
)
、ありのまゝに、
萌黄
(
もえぎ
)
を
細
(
ほそ
)
く
覆輪
(
ふくりん
)
に
取
(
と
)
つて、
朱
(
しゆ
)
とも、
血
(
ち
)
とも、るつぼのたゞれた
如
(
ごと
)
くにとろけて、
燃拔
(
もえぬ
)
けた
中心
(
ちうしん
)
が、
藥研
(
やげん
)
に
窪
(
くぼ
)
んで
火の用心の事
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
燃拔(もえぬ)の例文をもっと
(1作品)
見る
燃
常用漢字
小5
部首:⽕
16画
拔
部首:⼿
8画
“燃”で始まる語句
燃
燃立
燃上
燃料
燃殻
燃焼
燃燒
燃火
燃尽
燃木
“燃拔”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
泉鏡花