“為(ゐ)” の例文
旧字:爲
虱(しらみ)を捫(ひね)る事一万疋に及びし時酒屋(さかや)の厮童(こぞう)が「キンライ」節(ふし)を聞いて豁然(くわつぜん)大悟(たいご)し、茲に椽大(えんだい)の椎実筆(しひのみふで)を揮(ふるつ)て洽(あまね)く衆生(しゆじやう)の為(ため)に為(ゐ)文学者(ぶんがくしや)経(きやう)を説解(せつかい)せんとす。
為文学者経 (新字旧仮名) / 内田魯庵、三文字屋金平(著)
狂妄(きやうまう)ほとんど桓玄司馬倫の為(ゐ)に類す、宜(うべ)なるかな踵(くびす)を回(かへ)さずして誅(ちゆう)に伏するや
平将門 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)