海龜うみがめ)” の例文
新字:海亀
先生せんせいわたしどもにをしへたから、先生せんせいかめ先生せんせいッてんだのさ』と海龜うみがめ腹立はらだゝしげにつて、『眞個ほんとうにおまへ鈍物どんだね!』
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
海龜うみがめは山のやうに眠つてゐるし
定本青猫:01 定本青猫 (旧字旧仮名) / 萩原朔太郎(著)
はなしませう』とつて海龜うみがめふと銅鑼聲どらごゑで、『おすわりな、二人ふたりとも、それでわたしはなをへるまで、一言ひとことでも饒舌しやべつてはならない』
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
わたしは一先生せんせいところきませんでした』とつて海龜うみがめ長太息ためいきし、『その先生せんせいわらふことゝかなしむことゝををしへてゐたさうです』
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)