海鳥かいちょう)” の例文
小舟こぶね晩方ばんがた金色こんじきかがやなみって、ふたたびりくをはなれてあちらにまっている汽船きせんをさしてこぎました。海鳥かいちょうは、うつくしい夕空ゆうぞらにおもしろそうにんでいました。
青いランプ (新字新仮名) / 小川未明(著)
今夜こんやかえっておいでなさる。」と、おかあさんはしんじて、くらうみほうていられると、ふいに夜嵐よあらしまどきつけるように、幾羽いくわともなく、くろ海鳥かいちょうが、あおいランプのがけて
青いランプ (新字新仮名) / 小川未明(著)
らぬ海鳥かいちょうかなしくいて中空そらみだれてんでいました。
黒い旗物語 (新字新仮名) / 小川未明(著)
そして、つばさしろ海鳥かいちょうんでいました。
赤い船のお客 (新字新仮名) / 小川未明(著)