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流行
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はやつ
ふりがな文庫
“
流行
(
はやつ
)” の例文
黄
(
きいろ
)
い本の表紙には、“
True
(
ツルー
)
Love
(
ラヴ
)
”と書かれた。文科の学生などの間に
流行
(
はやつ
)
てゐる密輸入のアメリカ版の怪しい
書
(
ほん
)
だ。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
夫故
(
それゆゑ
)
箱書
(
はこがき
)
も
黙阿弥翁
(
もくあみをう
)
に
認
(
したゝ
)
めて
貰
(
もら
)
ひましたが、
此文中
(
このぶんちう
)
にもある
通
(
とほ
)
り十
有余年
(
いうよねん
)
昔話
(
むかしばなし
)
が
流行
(
はやつ
)
たことと見えまする。
落語の濫觴
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「
左様
(
さう
)
でしやうか」と云ふ返事をしたが、すぐ
真面目
(
まじめ
)
な調子で、「
蛍
(
ほたる
)
てえものは、
昔
(
むかし
)
は
大分
(
だいぶ
)
流行
(
はやつ
)
たもんだが、近来は
余
(
あま
)
り文士
方
(
がた
)
が
騒
(
さわ
)
がない様になりましたな。
何
(
ど
)
う云ふもんでせう。 ...
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
ずツと
昔時
(
むかし
)
芝
(
しば
)
の
金杉橋
(
かなすぎばし
)
の
際
(
きは
)
へ
黄金餅
(
こがねもち
)
と
云
(
い
)
ふ
餅屋
(
もちや
)
が
出来
(
でき
)
まして、
一時
(
ひとしきり
)
大層
(
たいそう
)
流行
(
はやつ
)
たものださうでござります。
黄金餅
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“流行”の解説
流行(りゅうこう、はやり、英: Mode, Trend, Fad, Fashion)とは、あるものが人々の間に広がること、またはその状態。ある社会のある時点で、特定の思考、表現形式、製品などがその社会へ浸透・普及していく過程にある状態を表す。
(出典:Wikipedia)
流
常用漢字
小3
部首:⽔
10画
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
“流行”で始まる語句
流行唄
流行歌
流行物
流行病
流行妓
流行児
流行神
流行感冒
流行廃
流行風邪