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泥
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なづ
ふりがな文庫
“
泥
(
なづ
)” の例文
逍遙子は非なりとなしてこれに
泥
(
なづ
)
まず。是を以て衆理想の敵となることなし。衆理想は即ち差別相にして、沒却理想は即ち唯一相、平等相なりと。
柵草紙の山房論文
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
されども世俗の
見解
(
けんげ
)
には堕ちぬ心の明鏡に照らして彼れ此れ共に愛し、
表面
(
うはべ
)
の美醜に露
泥
(
なづ
)
まれざる上人の却つて何れをとも昨日までは択びかねられしが
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
或る宗教の
形
(
フオーム
)
に
拘
(
かゝ
)
はり、或る道義の
式
(
システム
)
に
泥
(
なづ
)
みて人生を批判するは、詩人の忌むべき事なり。
情熱
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
見付られたりと云ひ只今富が申立に
泥
(
なづ
)
みてたゞ寢て居た處などと云ひ
紛
(
まぎ
)
らせし段
重々
(
ぢう/\
)
不屆至極なり假令此上如何樣に
陳
(
ちん
)
ずる共決して申譯は相立ずと
天眼通
(
てんがんつう
)
の一言に流石の長庵
否
(
いや
)
夫
(
それ
)
はと云たばかりで答へもなく
差俯向
(
さしうつむい
)
て居たりしかば大岡殿長庵を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
花には
泥
(
なづ
)
む知恩院
花守
(旧字旧仮名)
/
横瀬夜雨
(著)
“泥”の意味
《名詞》
(どろ)水気を多く含み粘り気のある土。
(出典:Wiktionary)
“泥”の解説
泥(どろ、en: mud)とは、一般的には、水と混じった液状の土のことを指す。
(出典:Wikipedia)
泥
常用漢字
中学
部首:⽔
8画
“泥”を含む語句
泥濘
泥土
拘泥
泥亀
泥塗
泥酔漢
泥鰌
泥溝
金泥
泥水
泥酔
朱泥
泥海
泥炭
泥酔者
泥中
泥障
泥淖
泥棒
溝泥
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