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沈下
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ちんか
ふりがな文庫
“
沈下
(
ちんか
)” の例文
此時
(
このとき
)
市街地
(
しがいち
)
の
大部
(
だいぶ
)
は
沈下
(
ちんか
)
して
海
(
うみ
)
となつたといふことも
記
(
しる
)
してあるから、
前記現象
(
ぜんきげんしよう
)
の
起
(
おこ
)
つた
場所
(
ばしよ
)
は
新
(
あたら
)
しい
地盤
(
ぢばん
)
たりしに
相違
(
そうい
)
なかるべく、
埋立地
(
うめたてち
)
であつたかも
知
(
し
)
れない。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
「そして金博士に贈るに、ナイアガラ瀑布一帯の……いや、瀑布のように水が入ってくるわい。おや、
艦
(
ふね
)
がひどく傾いて
沈下
(
ちんか
)
してきたが、まさかこの不沈軍艦が沈むのではあるまいな」
不沈軍艦の見本:――金博士シリーズ・10――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
又
(
また
)
七八十年前
(
しちはちじゆうねんぜん
)
から
土地
(
とち
)
が
次第
(
しだい
)
に
隆起
(
りゆうき
)
しつゝあつたが、
噴火後
(
ふんかご
)
は
元
(
もと
)
どほりに
沈下
(
ちんか
)
したのである。その
外
(
ほか
)
温泉
(
おんせん
)
、
冷泉
(
れいせん
)
がその
温度
(
おんど
)
を
高
(
たか
)
め、
或
(
あるひ
)
は
湧出量
(
ゆうしゆつりよう
)
を
増
(
ま
)
し、
或
(
あるひ
)
は
新
(
あら
)
たに
湧出
(
ゆうしゆつ
)
し
始
(
はじ
)
めたようなこともあつた。
火山の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
いかにも
突飛
(
とっぴ
)
に聞こえましょうが、これは海面下に
沈下
(
ちんか
)
する以前のアトランティス大陸の状態を知り、かつは今日の海底大陸についてくわしい視察をした後でなければ容易になっとくができませぬが
海底大陸
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
“沈下”の意味
《名詞》
沈 下(ちんか)
地盤などが沈み下がること。
(出典:Wiktionary)
沈
常用漢字
中学
部首:⽔
7画
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“沈”で始まる語句
沈
沈黙
沈着
沈鬱
沈湎
沈澱
沈淪
沈默
沈香
沈吟