“ちんか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
沈下80.0%
珍果20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また七八十年前しちはちじゆうねんぜんから土地とち次第しだい隆起りゆうきしつゝあつたが、噴火後ふんかごもとどほりに沈下ちんかしたのである。そのほか温泉おんせん冷泉れいせんがその温度おんどたかめ、あるひ湧出量ゆうしゆつりようし、あるひあらたに湧出ゆうしゆつはじめたようなこともあつた。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
いかにも突飛とっぴに聞こえましょうが、これは海面下に沈下ちんかする以前のアトランティス大陸の状態を知り、かつは今日の海底大陸についてくわしい視察をした後でなければ容易になっとくができませぬが
海底大陸 (新字新仮名) / 海野十三(著)
すなわちこれは果実の常態じょうたいではなくまったく一の変態で、つまり一の不具である。すなわちこれが不具であってくれたばっかりに、吾人ごじんはこの珍果ちんかを口にする幸運にっているのである。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)