“此間中”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
このあひだぢう60.0%
このあいだじゅう20.0%
このあひだぢゆう20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今日けふは休養だ。此間中このあひだぢううもいそがすぎて降参したから」と誠吾は火の消えた葉巻はまきくちに啣えた。代助は自分のそばにあつた燐寸まつちつてつた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
「そうそう、此間中このあいだじゅう招魂祭だったね。例のいかもの食いかね。久しいもんだ」
猟奇の果 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
るならつていがね。どうせうちつたつて邪魔じやまになるばかりだから。けれどもおれはまだくつはないでもむよ。此間中このあひだぢゆうやうに、つゞけにられるとこまるが、もう天氣てんきくなつたから
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)