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更
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あら
ふりがな文庫
“
更
(
あら
)” の例文
背中にしっかり
喰
(
く
)
っ付いている、早速とり出して、写真機のレンズを
更
(
あら
)
ためると、幸に
疵
(
きず
)
もついていない、フィルムは撮し残りがたった二枚あるだけで
スウィス日記
(新字新仮名)
/
辻村伊助
(著)
じやが
先
(
ま
)
づラクダルさんに
試驗
(
しけん
)
をして
貰
(
もら
)
はなければならぬ、其上でお前に
怠惰屋
(
なまけや
)
になるだけの
眞實
(
ほんたう
)
の
力倆
(
りきりやう
)
があると
定
(
きま
)
れば、
更
(
あら
)
ためてお前を
彼
(
あ
)
の人の
弟子
(
でし
)
にして
貰
(
もら
)
ふ、
如何
(
どう
)
だ、これは?
怠惰屋の弟子入り
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
彼様
(
あんな
)
松島様などの言ふことが何の証拠になりますと
拒絶
(
はねつけ
)
て
遣
(
や
)
りましたの、
其
(
それ
)
ツきり道時も何も言ひませんでしたがネ、昨日ですよ、
外務省
(
やくしよ
)
から帰りましてネ、服も
更
(
あら
)
ためずに言ふんです
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
人として
更
(
あら
)
たまった、身も震うような新鮮な意気と熱情とを以て人として生き抜こう為に、箇性の命ずる方向に進展して行こうとする女性の希望と理想とは、真実に深く激しいものである。
概念と心其もの
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
更
常用漢字
中学
部首:⽈
7画
“更”を含む語句
夜更
更衣
深更
着更
初更
衣更
猶更
尚更
五更
変更
更紗
殊更
三更
二更
更生
一更
更行
満更
今更
万更
...