“三更”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さんこう77.8%
よなか16.7%
さんかう5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
前の夜、春長軒父子は、信忠などとともにおそくまで信長の前に語らい、官邸に帰って眠ったのはかれこれ三更(さんこう)に近かった。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
こうして七日目の満願(まんがん)の三更(よなか)だった。誰もが神気朦朧(もうろう)としているうちに、宋江は夢とも現(うつつ)ともなく一炬(きょ)の白い光芒(こうぼう)が尾をひいて忠義堂のそとの地中に墜(お)ちるのを見た。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
洗ふ水音(みづおと)滔々(たう/\)として其の夜は殊(こと)に一天(てん)俄(には)かに掻曇(かきくも)り宛然(さながら)墨(すみ)を流(なが)すに似て礫(つぶて)の如き雨(あめ)はばら/\と降來る折柄(をりから)三更(さんかう)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)