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三更
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よなか
ふりがな文庫
“
三更
(
よなか
)” の例文
こうして七日目の
満願
(
まんがん
)
の
三更
(
よなか
)
だった。誰もが神気
朦朧
(
もうろう
)
としているうちに、宋江は夢とも
現
(
うつつ
)
ともなく一
炬
(
きょ
)
の白い
光芒
(
こうぼう
)
が尾をひいて忠義堂のそとの地中に
墜
(
お
)
ちるのを見た。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「これをあげるから、何人にも知らさずに、一枚は髪の中へ挟み、一枚は今晩
三更
(
よなか
)
に焼くがいい」
雷峯塔物語
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
「これをあげるから、
何人
(
たれ
)
にも知らさずに、一枚は髪の中に挟み、一枚は今晩
三更
(
よなか
)
に焼くが宜い」
蛇性の婬 :雷峰怪蹟
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
三
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
更
常用漢字
中学
部首:⽈
7画
“三更”で始まる語句
三更月下
三更無人