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春
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しゅん
ふりがな文庫
“
春
(
しゅん
)” の例文
三
春
(
しゅん
)
の
長閑
(
のどか
)
なる、咲く花に
囀
(
さえず
)
る鳥は人工のとても及ばぬものばかりで、
富者
(
ふしゃ
)
も
貧者
(
ひんじゃ
)
も共に
享
(
う
)
けて共に喜ぶ権利は
異
(
ことな
)
らない
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
私はもう堪え兼ねまして、せめて名なりと聴いて置こうと、つい傍に見ておりました町人に向って訊ねますと、あれは宇喜川お
春
(
しゅん
)
という、娘役者じゃと教えてくれます。
艶容万年若衆
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
「そいつも、一つ、タカノコモコ、と願いたいよ。……何しろ、
米八
(
よねはち
)
、
仇吉
(
あだきち
)
の声じゃないな。
彼女等
(
きゃつら
)
には梅柳というのが
春
(
しゅん
)
だ。夏やせをする
質
(
たち
)
だから、今頃は出あるかねえ。」
薄紅梅
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
城趾
(
しろあと
)
のあたり
中空
(
なかぞら
)
で
鳶
(
とび
)
が鳴く、と
丁
(
ちょう
)
ど今が
春
(
しゅん
)
の
鰯
(
いわし
)
を焼く
匂
(
におい
)
がする。
国貞えがく
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“春”の解説
春(はる)は、四季の1つ。冬の次、夏の前である。
(出典:Wikipedia)
春
常用漢字
小2
部首:⽇
9画
“春”を含む語句
春日
春風
青春
春雨
春秋
常春藤
春陽
初春
春寒
晩春
来春
早春
春昼
新春
春草
春色
春画
春情
春水
春宮
...