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明暮
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あけく
ふりがな文庫
“
明暮
(
あけく
)” の例文
人は気がつかずにおりますが、この四季の変化の間に人間が生活しているのでありまして、
明暮
(
あけく
)
れその影響を受けております。
俳句への道
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
今宵
(
こよひ
)
見
(
み
)
れば
如何
(
いか
)
にも
淺
(
あさ
)
ましい
身
(
み
)
の
有樣
(
ありさま
)
、
木賃泊
(
きちんどま
)
りに
居
(
ゐ
)
なさんすやうに
成
(
な
)
らうとは
思
(
おも
)
ひも
寄
(
よ
)
らぬ、
私
(
わたし
)
は
此人
(
このひと
)
に
思
(
おも
)
はれて、十二の
年
(
とし
)
より十七まで
明暮
(
あけく
)
れ
顏
(
かほ
)
を
合
(
あは
)
せる
毎
(
たび
)
に
行々
(
ゆく/\
)
は
彼
(
あ
)
の
店
(
みせ
)
の
彼處
(
あすこ
)
へ
座
(
すわ
)
つて
十三夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
長崎にわれ
明暮
(
あけく
)
れてとりがなくあづまの国の君をしぬびつしぬびけるかな
つゆじも
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
思うて
明暮
(
あけく
)
れ頼めよと
大菩薩峠:03 壬生と島原の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
肥前なる唐津の浜にやどりして
唖
(
おし
)
のごとくに
明暮
(
あけく
)
れむとす
つゆじも
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
▼ もっと見る
飯
(
いひ
)
の中にまじれる
砂
(
すな
)
を
気
(
き
)
にしつつ
海辺
(
うみべ
)
の
宿
(
やど
)
に
明暮
(
あけく
)
れにけり
つゆじも
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
明
常用漢字
小2
部首:⽇
8画
暮
常用漢字
小6
部首:⽇
14画
“明”で始まる語句
明
明日
明瞭
明後日
明石
明晰
明朝
明白
明星
明方