“日避(ひよけ)” の例文
装飾のない室の外は葭簀(よしず)の日避(ひよけ)をした外縁(ヴエランダ)になつてゐて、広々した海湾の景色は寝台の上に横(よこた)はりながら一目(ひとめ)に見晴(みはら)すことが出来る。
海洋の旅 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
玄子(げんし)と余(よ)とは先(ま)づ林(はやし)に入(い)りて、樹(き)の枝(えだ)を折(を)り來(きた)り、それを柱(はしら)として畑中(はたなか)に立(た)て、日避(ひよけ)の布片(きれ)を天幕(てんと)の如(ごと)く張(は)り、豆(まめ)の莖(くき)の束(たば)にしてあるのを借(か)り來(きた)つて、地(ち)に置(お)き、其上(そのうへ)に布呂敷(ふろしき)シオルなど敷(し)いて