“數頭”の読み方と例文
読み方割合
すうとう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それはこの深山しんざんんで白頭猿はくとうえんばるゝ、きわめて狡猾こうくわつさる一種いつしゆで、一群いちぐんおよそ三十ぴきばかりが、數頭すうとう巨大きよだいぞうまたがつて、丁度ちやうどアラビヤの大沙漠だいさばく旅行りよかうする隊商たいしやうのやうに
をりからはるかのおきあたつて、小山こやまごと數頭すうとう鯨群くじらのむれは、うしほいておよいでた。
待設まちまうけたる獅子しゝ數頭すうとうは、電光石火でんくわうせきくわごとそのうへ飛掛とびかゝつた。