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敵意
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てきい
ふりがな文庫
“
敵意
(
てきい
)” の例文
たがいに
敵意
(
てきい
)
をいだいたわけではありませんが、おもわずしらず、はねがあがり、くびの毛が立ち、
爪
(
つめ
)
が
鋭
(
するど
)
くなりました。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
けれどこの人たちはわたしがまえにつかまったときの、フランスの
百姓
(
ひゃくしょう
)
のように、はずかしめたりののしったりはしなかった。この人たちはたいてい巡査に
敵意
(
てきい
)
を持っていた。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
竹童
(
ちくどう
)
ですら、
敵意
(
てきい
)
をわすれて、ぼんやりとその
情景
(
じょうけい
)
をながめていた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
妖精
(
ようせい
)
というものは
姿
(
すがた
)
も
可愛
(
かわい
)
らしく、
心
(
こころ
)
も
稚
(
わか
)
く、
少
(
すこ
)
しくこちらで
敵意
(
てきい
)
でも
示
(
しめ
)
すと、
皆
(
みな
)
怖
(
こわ
)
がって
何所
(
いずこ
)
とも
知
(
し
)
れず
姿
(
すがた
)
を
消
(
け
)
して
了
(
しま
)
う。
人間界
(
にんげんかい
)
で
妖精
(
ようせい
)
の
姿
(
すがた
)
を
見
(
み
)
る
者
(
もの
)
が、
大
(
たい
)
てい
無邪気
(
むじゃき
)
な
小児
(
しょうに
)
に
限
(
かぎ
)
るのもその
故
(
せい
)
じゃ。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
敵
常用漢字
小6
部首:⽁
15画
意
常用漢字
小3
部首:⼼
13画
“敵”で始まる語句
敵
敵愾心
敵討
敵手
敵役
敵娼
敵打
敵愾
敵同士
敵持