)” の例文
讀者よ、彼等の形をしるさんとて我またさらに韻語を散らさじ、そは他のつひえへられてこの費を惜しまざること能はざればなり 九七—九九
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
昨春以来癪にえつつ筆執る暇を得なかった円本ブッタタ記、これを思うままに草し了った時の胸のスガ/\しさ、近来にない快感であり満足であった
拙者の眼違い、けっしてお気にえられぬよう。(と蒼白な顔でごまかして、いそいでつぎつぎに刀を見る)
稲生播磨守 (新字新仮名) / 林不忘(著)
それじきは、いろし、ちからをつけ、いのちぶ。ころもは、さむさをふせぎ、あつさえ、はぢをかくす。人にものをする人は、人のいろをまし、ちからをそへ、いのちぐなり。
束「マア/\暫く、何ういう機みで玉が出まいものでもない、拙者喰酔って参り御無礼を致した段は幾重にもお詫び申すからお気にえられませんように危いと申すに」
後方うしろに赤く燃ゆる日は、わがためにその光をへられて碎け、前方まへにわがかたちを殘せり 一六—一八
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)