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振下
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ふりおろ
ふりがな文庫
“
振下
(
ふりおろ
)” の例文
と
抜刀
(
ぬきみ
)
の両人、文治の
後
(
うしろ
)
より鋭く切掛けました。其の時早く文治は前に押えた腕を
捩上
(
ねじあ
)
げ、同役
二人
(
ににん
)
が
振下
(
ふりおろ
)
す刀の下へ突付けました。
後の業平文治
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
彼
(
かれ
)
は
泳
(
およ
)
がんと
爲
(
す
)
るものゝやうに
兩手
(
りやうて
)
を
動
(
うご
)
かして、
誰
(
たれ
)
やらの
寐臺
(
ねだい
)
にやう/\
取縋
(
とりすが
)
つた。と
又
(
また
)
も
此時
(
このとき
)
振下
(
ふりおろ
)
したニキタの
第
(
だい
)
二の
鐵拳
(
てつけん
)
、
背骨
(
せぼね
)
も
歪
(
ゆが
)
むかと
悶
(
もだ
)
ゆる
暇
(
ひま
)
もなく
打續
(
うちつゞい
)
て、
又々
(
また/\
)
三
度目
(
どめ
)
の
鐵拳
(
てつけん
)
。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
彼
(
かれ
)
は
泳
(
およ
)
がんとするもののように
両手
(
りょうて
)
を
動
(
うご
)
かして、
誰
(
たれ
)
やらの
寐台
(
ねだい
)
にようよう
取縋
(
とりすが
)
った。とまたもこの
時
(
とき
)
振下
(
ふりおろ
)
したニキタの
第
(
だい
)
二の
鉄拳
(
てっけん
)
、
背骨
(
せぼね
)
も
歪
(
ゆが
)
むかと
悶
(
もだ
)
ゆる
暇
(
ひま
)
もなく
打続
(
うちつづい
)
て、またまた三
度目
(
どめ
)
の
鉄拳
(
てっけん
)
。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
振
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“振”で始まる語句
振
振舞
振返
振袖
振向
振顧
振分
振廻
振子
振翳