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振上
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ふりあ
ふりがな文庫
“
振上
(
ふりあ
)” の例文
生
(
うま
)
れて
初
(
はじ
)
めて『
惡
(
わる
)
い』といふ
事
(
こと
)
をほんたうに
知
(
し
)
つた、
自分
(
じぶん
)
で
惡
(
わる
)
いと
思
(
おも
)
ひながら
復
(
ま
)
た
棒
(
ぼう
)
を
振上
(
ふりあ
)
げ/\して
龜
(
かめ
)
の
子
(
こ
)
を
打
(
う
)
つのに
夢中
(
むちう
)
になつてしまつた、あんな
心持
(
こゝろもち
)
は
初
(
はじ
)
めてだ
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
烏
(
からす
)
と
爭
(
あらそ
)
ふとも
遁
(
のが
)
るゝことは
叶
(
かな
)
はず
速
(
すみ
)
やかに白状せよと
諭
(
さと
)
されければ大膽無類の長庵も
最早
(
もはや
)
叶
(
かな
)
はじとや思ひけん見る中に
髮髯
(
かみひげ
)
逆立
(
さかだち
)
兩眼
(
りやうがん
)
に
血
(
ち
)
を
注
(
そゝ
)
ぎ
惡鬼羅刹
(
あくきらせつ
)
の如き
面
(
おもて
)
を
振上
(
ふりあ
)
げ一同の者を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
振
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“振”で始まる語句
振
振舞
振返
振袖
振向
振顧
振分
振廻
振子
振翳