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手前達
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てめえたち
ふりがな文庫
“
手前達
(
てめえたち
)” の例文
「おれは来年の春三年生が済めば直ぐに東京の明治学園へ行くんだ。六階のミッション・スクールだぞ。
手前達
(
てめえたち
)
は高等を卒業して土百姓になれ」
凡人伝
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
○「やい、
神妙
(
しんびょう
)
にしろ、身ぐるみ脱いて置いて
行
(
い
)
け、
手前達
(
てめえたち
)
は大方宇都宮の女郎を連出した
駈落者
(
かけおちもの
)
だろう」
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
その
態
(
ざま
)
は! ……×を抱いてころがっていやがる! ……それで済むかよ! ……
手前達
(
てめえたち
)
も姥の祈祷に殉じ、この洞窟へこもった以上、生物断つなア当然だ! ……そいつを何んだ
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
お
前
(
めえ
)
なんだ
生若
(
なまわけ
)
え身で
耳抉
(
みゝっくじ
)
りを一本差しゃアがって、
太神楽
(
だいかぐら
)
見たような
態
(
ざま
)
をして生意気な事を云うねえお
前
(
め
)
ッちゃア青二
才
(
せい
)
だ、鳥なら
未
(
ま
)
だ
雛児
(
ひよっこ
)
だ、
手前達
(
てめえたち
)
に指図を受けるものか
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
熊「フヽム
左様
(
そう
)
よ、
彼女
(
やつ
)
が
是
(
ぜ
)
ッ
非
(
ぴ
)
来てくれと
吐
(
ぬ
)
かしアがッてよ、
己
(
おい
)
らが面を見せなけりゃア店も引くてえんだ、本ものだぜ、
鯱鉾
(
しゃちほこ
)
だちしたって
手前達
(
てめえたち
)
に真似は出来ねえや、ヘン
何
(
ど
)
んなもんだい」
根岸お行の松 因果塚の由来
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
今夜孝助様に
斬殺
(
きりころ
)
されるのも心がら、天罰で
手前達
(
てめえたち
)
は
当然
(
あたりまえ
)
だが、坊主が憎けりゃ袈裟までの
譬
(
たとえ
)
で、
此奴
(
こいつ
)
も
敵
(
かたき
)
の
片割
(
かたわれ
)
と己までも殺される事を
仕出来
(
しでか
)
すというは、不孝不義の犬畜生め、
只
(
たった
)
一人の
兄妹
(
きょうだい
)
なり
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
前
常用漢字
小2
部首:⼑
9画
達
常用漢字
小4
部首:⾡
12画
“手前”で始まる語句
手前
手前味噌
手前方
手前等
手前共
手前勘
手前吹
手前勝手
手前側
手前店