“惡性”の読み方と例文
新字:悪性
読み方割合
あくしやう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其年そのとし京都きやうとふゆは、おとてずにはだとほ陰忍いんにんたちのものであつた。安井やすゐこの惡性あくしやう寒氣かんきてられて、ひどいインフルエンザにかゝつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
『あァ、おまへね!よくおぼえておで、これは、おまへ惡性あくしやううしてもなほすことが出來できないとい一つの教訓けうくんだから!』『なんですッて阿母おかアさん!』とそのわかかにおこつてみつくやうにひました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)