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しんこん
ふりがな文庫
“
心根
(
しんこん
)” の例文
その慕わしいものの
心根
(
しんこん
)
をさぐってみると、高綱もまたいつとはなく世上で耳にしていたところの親鸞という名であった。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
其涙
(
そのなみだ
)
を
敏
(
さとし
)
に
拭
(
ぬぐ
)
はれて
猶
(
なほ
)
かなしく、
手
(
て
)
にすがりて
何時
(
いつ
)
までも
泣
(
な
)
きしが、
三歳子
(
みつご
)
の
魂
(
たましひ
)
いつはりには
有
(
あ
)
らで、
此
(
この
)
こと
心根
(
しんこん
)
にしみて
悲
(
かな
)
しければこそ、
其夜
(
そのよ
)
閑燈
(
かんとう
)
のもとに
令孃
(
ひめ
)
を
拜
(
を
)
がみて
暁月夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
爲ぞやと
云
(
いは
)
せも敢ず宅兵衞は
怒
(
いか
)
れる聲を
張上
(
はりあげ
)
て汝等が
此程
(
このほど
)
の致し方如何にも
心根
(
しんこん
)
に
徹
(
てつ
)
し
殘念
(
ざんねん
)
なる故訴へ出たる所大岡樣の
御仁心
(
ごじんしん
)
にて汝等が命
恙
(
つゝ
)
がなきことを得たれば我が恨みは
猶
(
なほ
)
晴難
(
はれがた
)
し
先
(
いで
)
我が
刄
(
やいば
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“心根”の意味
《名詞》
心の奥底。本性。
(出典:Wiktionary)
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
根
常用漢字
小3
部首:⽊
10画
“心”で始まる語句
心
心配
心地
心持
心算
心細
心得
心底
心臓
心許