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御符
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ごふう
ふりがな文庫
“
御符
(
ごふう
)” の例文
後から後からと他の学科が
急立
(
せきた
)
てるから、
狼狽
(
あわ
)
てて
片端
(
かたはし
)
から及第のお
呪
(
まじな
)
いの
御符
(
ごふう
)
の
積
(
つもり
)
で
鵜呑
(
うのみ
)
にして、
而
(
そう
)
して試験が済むと、直ぐ吐出してケロリと忘れて了う。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
天滿與力
(
てんまよりき
)
は、
太
(
ふと
)
い
棒
(
ぼう
)
か
何
(
なに
)
かで
胸
(
むね
)
でも
突
(
つ
)
かれたやうに、よろ/\としながら、
無念氣
(
むねんげ
)
に
玄竹
(
げんちく
)
の
坊主頭
(
ばうずあたま
)
を
睨
(
にら
)
み
付
(
つ
)
けたが、『
多田院御用
(
ただのゐんごよう
)
』の
五文字
(
いつもじ
)
は、
惡魔除
(
あくまよ
)
けの
御符
(
ごふう
)
の
如
(
ごと
)
く
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
家相、方角、星占いだよ。
何
(
な
)
んぞ
彼
(
か
)
んぞの
障
(
さわ
)
りというては。祈祷、
禁厭
(
まじない
)
、
御神水
(
おみず
)
じゃ、お
守札
(
ふだ
)
じゃ。
御符
(
ごふう
)
なんぞを頂戴させて。どうぞ、こうぞで済まして来たが。それじゃ
治療
(
なお
)
らぬ病気の数々。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
“御符(
お守り
)”の解説
お守り(おまもり、御守り、御守)とは、厄除け(魔除け)、招福(開運、幸運)、加護などの人の願いを象った物品(縁起物)である。護符、御符とも呼ばれる。外来語で言うとアミュレット、タリスマン、チャームなど。
日本の神社や寺院で配布されるお守りやお札は鎌倉時代から存在するが、これらは道教の符録を日本化して利用したのが始まりである。
(出典:Wikipedia)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
符
常用漢字
中学
部首:⽵
11画
“御”で始まる語句
御
御馳走
御前
御意
御座
御簾
御尤
御覧
御免
御堂