“五文字”の読み方と例文
読み方割合
いつもじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天滿與力てんまよりきは、ふとぼうなにかでむねでもかれたやうに、よろ/\としながら、無念氣むねんげ玄竹げんちく坊主頭ばうずあたまにらけたが、『多田院御用ただのゐんごよう』の五文字いつもじは、惡魔除あくまよけの御符ごふうごと
死刑 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
天滿與力てんまよりきつらふくらしつゝ、矢張やはり『多田院御用ただのゐんごよう』の五文字いつもじふくれたつらられて、うんともすつともはずに、雪駄穿せつたばきのあしふねからきしまたがないではゐられなかつた。
死刑 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)