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弱
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よえ
ふりがな文庫
“
弱
(
よえ
)” の例文
太「はい、伯父様
貴方
(
あんた
)
確
(
しっ
)
かりしねえではいけませんよ、七十八十の爺さまではなし、死ぬなんぞという
弱
(
よえ
)
え気を出しては駄目でがんす」
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「ええ、気が
弱
(
よえ
)
えッ」
鳴門秘帖:06 鳴門の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
仙「えお侍、訳は知りませんがこれは仲の幇間で、一人は通り掛りの者だ、
弱
(
よえ
)
え町人を
捕
(
つら
)
めえて
御詫
(
ごたく
)
を云わなくッても宜かろう、エお侍」
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
仙「
私
(
わっち
)
は通りがゝりのものだが、見兼たから
仲
(
なけ
)
へ
這入
(
へえ
)
ったのだ、
弱
(
よえ
)
え町人を斬るの
殴
(
は
)
るのと仰しゃるが、弱えものを助けるのが本当のお侍だ」
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
わしもこれからちったア
貴方
(
あんた
)
に楽でもさせべいと心得て居りやすから、
弱
(
よえ
)
え心を持っちゃ駄目でがんすよ
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
打たれては間に合いませぬから胸を
衝
(
つ
)
くと逆蜻蛉を打って
顛覆
(
ひっくりけえ
)
ったゞ、ねえまア向うが
弱
(
よえ
)
えからだ
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
貴方
(
あなた
)
待ってくんなせえ、困った人だ皿を
投
(
ほう
)
っちゃア困りますよ、
弱
(
よえ
)
え者
虐
(
いじ
)
めして
貴方
(
あんた
)
困るじゃアねえか、
大概
(
ていげえ
)
にしてくんなせえ、
此家
(
こゝ
)
な
連藏
(
れんぞう
)
さんは居ねえが、
内儀
(
かみさん
)
は料理して居る
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
立てゝ上げてえが立てようががんしなえ、相手が悪いならば、あんた方の顔も立てゝ上げやしょうが、
弱
(
よえ
)
え者いじめをするにも程がある、
此様
(
こん
)
なかたはナニ子供のような重さんの頭を
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
新「
何
(
なん
)
だ
弱
(
よえ
)
え事を云うな」
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
弱
常用漢字
小2
部首:⼸
10画
“弱”を含む語句
脆弱
繊弱
柔弱
羸弱
衰弱
尫弱
虚弱
軟弱
孱弱
貧弱
弱点
微弱
手弱
懦弱
弱冠
手弱女
弱法師
纖弱
薄弱
纎弱
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